#97 剣


提供者:JOさん
体験者:JOさんの友人の姉の友人
場 所:山形県(番外編#2「滝不動」)
掲載日:1999/09/19

あれは三年前でした。私は山形の某国立大学で 学園祭の実行委員をしていました。
当時、私たちの間で滝不動 が熱かったんです(あほですね)。
そのときも、あそこはやばいって言われてました。
友人に先輩が怪我してるのなんでか知ってるっかって、 きかれて、何でだって聞き返すと、滝不動行ったからだって・・・。
滝不動に行ったあと、死にそうになる くらいの事故を起こしたらしいと・・・。
それでも、行ってみたくなるほど、あほな私たちでした。

滝不動では、やっちゃいけないって言われてる事が いくつかありますが、やはり最たるものは、剣に 触れてはいけないってことでしょう。
それで、触るとどうなるんだ?って話をしたら、友人が、 持ってきた人しってるって言うんです。
その例のやつを持ってきちゃった人というのは、その友人の姉ちゃん の友達(女性)らしいです。
その人のことも友人は知ってるって言うので、これは信憑性があるなって、 当時は感じました。

さて、長い前置き(すみません)でしたが、ここからが その人の話です。

私の友人のお姉さんたちは、おとこ二人、女二人の4人 で滝不動に行ったそうです。
聞いていたほど、怖さを感じなかったらしく、剣で遊んだ上に、 その剣を持ちかえったらしいです。
持ちかえったのは、男の友達だったか女の友達だったか、 不明ですが、姉ちゃんではなかったです。
で、その剣を持ちえった翌日、深夜にその持ちえった 人の家に電話がかかってきたそうです。

深夜の電話:「・・・・・・・・(きゃっきゃ)」
無言の電話ですが、電話口の向こうで子供の声がする。
持ちかえってきた人:「・・・・・・?」
訳がわからないので、そのまま切ったそうです。

n しかし、その電話は毎日、深夜にかかって来ました。
しばらくは無視をしたそうですが、一週間を越えて流石にキレたそうです。

深夜の電話:「・・・・・・(きゃっきゃっ)」
持ってきた人:「おい!言い加減にしろ。何のつもりだ!」
深夜の電話:「・・・・・・(子供の声がしなくなる)・・・・・・・」
持ってきた人:「何とか言え!」
深夜の電話:「・・・・・・・・・・。かたなかえせ!」

いきなり野太い男の声でこう言われたそうです。
流石にびびって、翌日、速攻で剣を返しに行ったそうです。