#71 タンクローリー


提供者:トム・ヨークさん
体験者:本人とその友人
場 所:福島県(番外編#14「横向ロッヂ」)
掲載日:98/11/27

去年の夏休み、仙台に帰省したときの話です。
いまはそれぞれ県外の大学にそれぞれ進学した高校時代の 腐れ縁の友達と八月の中頃にやっぱ会って、くされ話にもそろそろ あきてきたので、一人いま福島大にいってる奴の提案ですげえこわい ところあるからっつうことでそいつの車で福島まで行くとになって、俺もすげえ すきだからのりのりでした。
その場所ってのがよく覚えてなくて、とにかく山の方へ向かっていったのは わかったんですけど、どうやらこのホームページに載ってる、 グリーンランドらしいです。 (のちに、横向ロッヂだと判明)

途中雨に降られて、それが山の深くへ入るにつれてディープな霧になって いって、その連れてってくれたダチは、 いろいろそこにかかわる不気味なお話をしてくれて、 もうおれは久しぶりにノリノリでした。
そしてそのグリーンランドってのにつく頃には 周りはすっかり霧に巻かれて、10メートル先も見えない状態でした。
そして到着したときヘッドライトに照らし出された建物は、サイコに出てき たモーテル顔負けでした。

俺もさすがにそんときなんだか肝がちっとばかし縮んじゃったんだけど、 周りもそれはおなじで(そんだけ不気味でした)でもお前だけは行ってくれるってな 期待を感じちゃって空元気で懐中電灯一つその中につっこんでいきました。
はっきりいってくそ恐かったです。
確か4、5階建で、3階くらいに居たときに俺らのほかに同じように 御一行様が車でやってきたらしく、俺のダチのそいつらの勢 い借りてのこのこやってきて、結局和気あいあいとした雰囲気のまま一とうり見 学させてもらいました。
そのあとから来た連中はかっこうは結構とがってたけど すげえいいやつらで女子高校生なんかいて5、6人にハイティーンズでした。い い気分でそのまま別れて彼らは先にワンボックスワゴンでいってしまいました。

俺らも結構疲れて、ほんとはもう一ヶ所みてくつもりだたんだけど、そのまま 帰路についた訳なんですけど、ビビったのがその次の日。
疲れて昼過ぎまで寝てたとこへダチから電話で起こされて、 今朝の新聞みたかってきかれて、何だと思ったら、 昨日あった連中が事故にあったらしいていいうんで、みるとけっこうで かくのってて未明にタンクローリーと衝突して前に乗ってた奴ら即死して残り 重傷だってのってて人数も車種も同じでしかも俺はいまいち実感持てなかったん だけどだちが言うには、そこで事故った辻褄があうってっていうんだけど。
まあ、とりあえずその日もその福島の友達と東京から帰ってきたダチをいれた3 人で飲んでなんだかよく分からないうちに松島にいくことになって、赤い橋わたっ たりして夜明け向かえてさて仙台に帰ろうかってそん時、勿論福島の奴が車運転 してたんですけど、海岸線の崖側を走ってて右に曲がるカーブにさしかかってそ んときそのカーブの対向車線にハザードだして止まってたアホがいて、そのまま すれ違おうと思ったときいきなり対向車線にタンクローリーが現れて止まってた 車に追い越しかけてきて、俺ら思いっきり急ブレーキかけて助かりあした。

息が止まりましたね。
おれもその福島の奴もお互い顔見て、言葉が出ませんでした。
めちゃみんな眠くて危なくそのまま眼さめなくなってたかもしれなかった わけだけど。
そんときはじめて呪われてんのか?っておもったんだけどどうやら 違うみたいです、
俺もダチも生きてるし、ただあの時の車つぶしちゃったけど。
まあこんな話に尾鰭がついて怪談ばなしができてくんだろうけど、本人にしちゃ めちゃ恐でした。


追加情報
  • (1999/12/4)
    トム・ヨークさんからの情報
    むかしタンクローリーの話おくった、トム・ヨークです。
    あのっすね、あんときおくった話にでたペンションは グリーンランドじゃあないみたいっす。
    HPにのってる写真みたんですけど、あんなかんじじゃなくて もっとがちっとしてたとおもうんですけど。

    夜にいったからよくわかんないけどスロープ状に フロントにつながる階段が二階以上の高さぐらいにのびててたんで あとかなりでかかったすよ。
    おれのかんちがいだったみたいです。
    でも、そこもかなり福島じゃあ有名だってききましたけど。