#582 座敷童子?


提供者:黒猫さん
体験者:本人とご家族
場 所:牡鹿町
掲載日:2006/11/05

もう、6,7年も前のことですが、旧牡鹿町の網地島に仲間と 遊びにいったときのことです。

主人は友人と島見物に出かけ、私は当時2歳の娘と民宿に残り、 部屋で昼寝をしようとしていました。
すると廊下を子供がパタパタパタ・・・と走っていきました。
模様ガラスの入った戸(ふすま)越しに、子供の足が見えました。
そしてまた、パタパタパタ・・・と走って戻ってきました。
何度か行ったり来たりしていました。
『別の宿泊者の子供なのだろう』と思い、大して気にも留めませんでした。

ところが、そのうちその子が、私たちの寝ている部屋の前でとまりました。
そして、その子がすぅっと戸を開けました。
私はその子と目が合いました。
普通の女の子でした。
私は「どうしたの?」
と聞く、とさっと戸を閉めていきました。
その後、廊下を走る音は聞こえませんでした。

その晩、大広間で何組かの宿泊客と共に夕飯を食べましたが、 女の子の姿は見えませんでした。
宿の人に聞くと、その日の宿泊客の中に子供はいませんでした。
過疎の島なので、近所に子供はいないそうです。

あの子はいったい誰だったのでしょうか。今でも不思議です。