真夜中に霊感のある友人と肝だめしに八木山へ行く事になり、
ライトも持たずに自転車で青葉城まで行きました。
弔いの歌を録音してあるテープをながし、
歌いながら自転車をひいていたら
『うるさい…うるさい…』
という声が聞こえました。
そして次の瞬間、大したことのない段差で自転車が少し揺れました。
『ガシャン!』
テープとテープの入っていた録音機が勢いよく吹っ飛びました。
辺りが暗く、大きい録音機だけは手探りで見つけたものの、
テープだけはなかなかみつかりません。
そこで、友人にも手伝ってもらい、やっとテープを見付けました。
それにしても、録音機が飛ぶことはありえないのです。
録音機は鞄に入れマフラーで包み、その上には携帯や財布などがあり、
さらに鞄にはファスナーを閉めていましたが、
それらは微動だにしていないんです。
『おかしいな。』と思いながらも気を取り直して、
私達は青葉城に着きました。
青葉城から八木山へいく途中、
何度か街灯が消えていたり点滅していましたが、
あまり気にせずにそのまま橋の方へ歩を進めて行きました。
その日は多少の霧がありました。
なぜか霧の色が真っ赤に色づいていてかなり不気味でした。
そして其のまま橋へ差し掛かりました。
いつも橋を渡る時に、無意識に両側の人面に見える崖を眺めるのが
癖になっていました。
そこには、いつ見ても無数の手、顔、フェンスから飛び降りる光景、
三輪車?みたいなものを漕こいで空中を移動する人、
橋の下からは這いずりあがるようなものがみえます。
歩くのも困難に感じるほど体じゅうに手が巻きついてかなりだるかったです。
橋を渡り切り脇にある道から坂を下りようと坂を見下ろしたとき、友人が
「うっ・」
と言って体を硬直させ、少しすると今度は道路の向こう側へ
わたしを引っ張っていきました。
友人の左半身に黒い靄がかかったようにみえました。そして
「さっきの所に男のひとがいた。いまこっち(左側)にいる」
と言いました。
とにかくその場所を離れ橋の中間辺りで腰を下ろし、
さっきの靄についてあれこれ話をしていました。
その間も背後から
『お前も来いよ』
などと様々な声が聞こえました。
そのうち写真を撮ろう、という事になりカメラ付きケータイを取り出し、
友人にむけてカメラのシャッターをきりました。
しかし何度やってもシャッター音が鳴りません。
一度電源を落として再度シャッターをきった所難なく撮れました。
ところが、顔、体、背中、手、足・・・
どんなにライトをあてても友人を撮ると黒くなり、
挙句は勝手に保存されたり、保存した写真が消えていたりしました。
次に私で写真を撮ってもらいました。
シャッター音が鳴り響き、その写真をみて愕然としました。
左目が空洞になっており、まるで #2の画像のように・・・
その後、肝だめし続行不可能な状態になったので友人と
「もう来たくない」など話をしながら帰りました。
友人と別れた後に背後に気配を感じ寝ようとするとラップ音が鳴り響いて
寝れなかったので、知り合いに徐霊してもらいました。
その人の話によると、自殺した霊が私に取り憑き
殺そうとしていたそうです。
すぐに相談に行ってよかったと思いました・・・