高校二年生のときの話です。
ある夏の夜、私は暑くてなかなか寝付けずに深夜2時くらいまで部屋で
テレビを見ながらゴロゴロしていました。
『そろそろ寝よう』と思い部屋の電気を消したら、
ドアのほうに白く透き通る髪の毛が肩くらいの女の人が
私の方を見て立っていました。
ビックリして慌てて部屋の電気を付けたら、女の人はいませんでした。
『な〜んだ気のせいか』と思い、
部屋の電気をもう一度消すと女の人がいました。
私は怖くなり逃げようかと思ったけど、ドアの前に立っていたので、
ベットから動くことが出来ずに部屋で寝ることを決めました。
なるべく気にしないようにと、ドアのほうに背中を向けて寝ました。
眠りにつき変な夢を見ました。
その内容は友達と遊びに行き、その遊び先で知らない女の人が
交通事故に会い頭から血を流し目を大きく開け仰向きに倒れていました。
私がその人と目が合った瞬間に夢から目が覚め金縛りに合い、
足元からその女の人がジワジワと上ってきて、
耳元で苦しそうに唸っていました。
私は、必死に金縛りを振りほどこうともがきやっとの思いで
金縛りから開放され、安心したそのとき、
家の近くを救急車が通り去っていきました。