#450 風鈴


提供者:少年(サトシ)さん
体験者:本人
場 所:仙台市内(?)
掲載日:2003/04/26

つい最近の話で、とある心霊番組を見ていた時の事です。

僕はいつもどうり自分の部屋でTVを見ていました。
開放感を保つ為にカーテンは開けたまんまで、外は真っ暗です。
その心霊番組の終わりが近付いた頃・・・
チリンチリン・・・
『あれ誰か自転車が通ったのかなぁ?でも、自転車の鈴の音じゃないぞ...』
チリンチリン・・・
『まただよ・・・何だろう?何か気持ち悪いな...』 チリンチリリリン・・・

『あっ!この音は、”風鈴”だ・・・、
でも待てよ今は真冬だぞ。どんどん近づいてくる』
と僕の脳裏を過ぎりました。 チリリン・・・
気付くと僕の窓の前まで音が来ているではありませんか!
僕は怖くなりTVのチャンネルを適当に変え気を紛らわしましたが、 手が震えだし窓の方向を見れません。
チリリン・・・・チリリン・・・チリン
とっ今度は窓の右の方向に曲がっていき音は遠のいていきます。

僕は、急いで立ち上がり窓の網戸を開け右方向を見ましたが、 誰も居ません、と同時に風鈴の音も消えていたのです。
あの部屋の前の空白の時間は生きた気がせず、また視線を強く感じました。