すると後ろの席にいた一人が、突然、本当に突然、 「いま、お坊さんがいたよね」 と、言ったのです。 夜中のこんな時間にお坊さんがいるわけがないのでみんなで 「そんなはずないだろう!」 というと、彼は本気になって 「いたんだからしょうがないだろう!」 と本気で怒っているのです。 彼が言うには袈裟をかけたお坊さんがガードレールのわきを歩いていたというのです。
ほかの3人には見えなかったのでみんな信じられずにいたのですが、 空気が重いのだけはみんな感じていたようでした。