#378 タクシー


提供者:ガチョーンさん
体験者:本人と友人
場 所:仙台市内
掲載日:2002/08/31

あれは私がまだOLだった頃なので15年くらい前でしょうか...

バブルな頃だったのでよく会社の友達と国分丁に飲みに行きました。
帰る方向が大まかに言うと同じ感じの3人で一台のタクシーで 回って帰ろうということになり、私が空車を止めました。
忘れもしません!水色の○交タクシーです。(今は無いですよね?)

私が一番先に降りるので助手席に二人は後ろに座りました。
すっかり酔っていた私は運転手さんにいろいろ話し掛けたのです。
おかしな事に気がつきました。
運転手さんは背中を浮かせナナメに座っています。
私達を拒絶するように。
そしてもう一つ、変な事が…
目の前にある写真の人は太っているのに、運転手さんは痩せています。
「あっれ〜?写真とちがっ〜う!」
と酔っ払いの私が言いました。
「病気したんだ」と運転手さんは一言。
その後も家に着くまでべらべらと私一人で運転手さんに話し掛けていました。

翌朝ベットから起きようとすると、右肩から肩甲骨にかけて 貫くような激しい痛みが。
息も止まるほど痛かったのです。
しかし、前夜に飲んでいる事もあり、会社は休めないと思い 早く家を出て頑張って休み休み会社に向かいました。
寝違えたにしても今まで経験が無いくらいの痛みでした。 (だって、息が出来ないのですから)

給湯室でイスに座りお茶を飲んでいると、夕べのメンバーが顔を出しました。
「おはよ、私今日右肩から下がものすごく痛くて、 変な霊がついちゃったかと思ったよ〜♪」
挨拶のついでにそんな事を言った私に友達は
「見た?」と。
「???」な私は
「何?何っ?!(@_@)」
すると友達が
「見てないならいいの、気にしないで」と。
そんなの気になるに決まっています。
「言われないともっと怖いから話してっ〜!(T_T)」
と叫ぶ私にしぶしぶ、友達は話し始めました。
その内容はこうです。

私がタクシーを止めたときに助手席に女性が座っているように見えたそうです。
手を挙げる私に対して、
『どうして人が乗っているのに手を挙げているんだろうと。』
しかし、タクシーは目の前で止まりました。
助手席のドアが開くと人はいませんでした。
友達は自分の気のせいだと思い乗り込みました。
車が走り出すと、今度はフロントガラスに女性の顔が映っていたそうです。
髪をアップにした和服のような襟元の。
後ろの席から見てちょうど私と運転手さんの間にその顔は位置していました。
つまり私の右肩の上あたりに。
家に着くまでへらへらと話し掛ける私...
友達は『あの運転手さんは女性の霊がついている』と話していました。
お金を払っておつりをもらう時にも顔は向かなかったとも。
友達は私以上の違和感を感じていたみたいです。
そして、私はやきもちを焼かれたのだと思うと、友達は言いました。

その後、出社してきたもう一人も見たそうです。
二人は私よりもずーっと霊感があるのは知っていました。
金縛りもあるみたいだし。(私は一度も無い)
その後、だんだん症状は軽くなり、4日くらいしたらすっかり治りました。
だけど今までどんな寝方をしても寝違えた痛みが 1日で治らなかった事はなかったです。
痛い間の数日間はすごく怖かったです。