みなさんは、夏になるとTVで見かける稲川淳ニさんの話を信じますか?
たまに話が微妙に変わってたりしますが、
私はある体験をして以来ちょっぴり信じてます。
今から10数年前、私が高校生だった頃、
季節は秋から冬に変わる頃、お化けが出るには時期はずれの頃のことでした。
いつものように自分の部屋で寝ようとしていたら、
体が動かないような感じが・・・、
今日も部活で疲れたし、
『いつもの”なんちゃって金縛り(命名 俺)”かな』
と思い、腕を思いっきり前に、・・・、動かない。
『いや〜、まじ〜、本物〜、きゃー、初・体・験』
えー、初めての金縛りだったのですが、
別に家で因縁なぞあるわけも無く心の中で余裕をかましちゃいまして、
友人の女子高生をびびらすネタが出来たとほくそえんで、
次の展開に期待しておりました。
すると
クルッ クッルー
『ハト?』
窓の方やらなにやら鳴き声が聞こえてきました。
家の近所で、キジは良く鳴いておりましたが、ハトなんぞそう見かけない。
しかも、よく聞きゃどうも部屋の中で聞こえる。
そう、手を伸ばせば届くあの窓の辺りで・・・
窓は、もちろん締め切っております。
『ヤバイッ!ハトの霊?』
言えない。人には言えない。
「ハトの霊に金縛りかけられちゃいましたよ。」なんて。
俺の人間としての尊厳はどこに・・・。
狐や、犬神、百歩譲って狸ならいざ知らず、ハトなんて、い・や・だ〜。
なんて、馬鹿なことを考えておるうちに(当然、金縛り続行中)、
そのハトがこちらに近づいてくるのが分かりました。l
すると
「クルッ、クルー」
あれ?
「グルッ、グルー」
なんか、ハトじゃないような
「グフッ、グフー」
って人じゃん、
「グフフッフー」
男の人の笑い声じゃ〜ん。
ッて気づいたときは手遅れ。
その声の主は、自分のすぐ耳元で笑い出したかと思うと、
まるで、サラウンド・スピーカーのど真ん中にいるかのように
気持ち悪い男のわらい声に取り囲まれてしまいました。
マジでヤバイっ!
「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、あっ、うち日蓮宗だ、
南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経・・・・」
心のなかで一心に念仏を唱えました。
すると、さらにズシッっと足元に重みが・・・
「いや〜、乗っかってる、乗っかってる〜、誰かが俺の上にのっかかってる〜。」
その重みは少しづつ上のほうに進んでいき、
最終的に布団の上から全身を押されるような感じに・・・
「いやだ〜、お姉ちゃんならいざ知らず、
あんな不気味な声を出す男に上に乗られるなんて〜」
ってなボケをかます余裕もなくなり、一心不乱に心の中で念仏を唱えてますと
瞬間、それまで布団を通して自分にかかっていた重さが嘘のようになくなり、
体が動くように、それと同時に体中から冷や汗が流れてきました。
直感的にもう大丈夫と思い、
目を開けるとカセット(時代を感じるでしょう(^^;))の
ケースに映る窓の外の風景。
一瞬白いものがすっと遠くに向かって進むのが目に入りました。
そんなことがあっただいぶ後、何気にテレビを見ておりました。
すると、そのころ悲惨キャラから怪談タレントへの過渡期の
稲川淳二さんがテレビで怪談話をしておりました。
(ちなみに、その頃桜金造さんはたまにテレビで見るかどうかのタレントさん、
つまみ枝豆さんは熱湯に入ってる頃でした。)
何気に聞いていると、家の中にハトが入ってくる話。
(あれ?どっかで聞いたような?)
鳴き声が変わってくる。
(なんか、思い出してきた・・)
実は男の笑い声。
(俺じゃん、俺と同じじゃん!いや〜!思い出させないで〜、
今夜トイレに行けなくなっちゃう〜。)
良くある話とはいえ(そうか?あるか?そんなの。)
自分の体験と同じような話をされては信じずにいられません。
いまでも、稲川さんはこの話をどこかの怪談ナイトの会場でしてることでしょう。
えー、家の場所が噂の
太白トンネルまで
そう遠くはないんでそんな目にあったんでしょうか?
それ以後は別に何も無いんで、なんでその時だけって感じです。
あー、稲川さんにその話をした人は笑い声の主を、
見たか、わかったかしたらしいんですよ。
何でも正体は”生首”だったらしいです。