#333 自殺の理由


提供者:秋田新幹線さん
体験者:母親と母方の家族全員
場 所:秋田県内
掲載日:2002/02/23

〜霊は実在します〜

お久しぶりです。
実はですね、今回の話は俺の母と母方の家族全員の体験談なんです。

去年の下半期でしたかね。
俺の従兄妹の父、つまり俺の伯父なんですが、 その人が自殺したんですね(まだ40代前半でした)。
知っているかもしれませんが、秋田県は平成12年度まで 6年連続で自殺率が全国一高いのです。
また、伯父家族が住む村は全国の市区町村で一番自殺率が高く、 しかも住んでいる地区はその村の中で最も自殺者の多い、 いわば「日本一自殺率の高い地区」なのです。
別に貧乏だと言うわけではないですよ。
ただ、農家というものは機械の購入などで多くの借金がありますので、 それが一つの原因と言われています (秋田県の自殺者の職業で一番おおいのは農業なのです)。
で、そのあと、俺の母は実家に帰ったんですが、その時の出来事なんです。

母方の実家は農家なんですが、その伯父は婿養子なんですね。
で、いつも決まった時間に畑やビニールハウスに行って、 決まった時間に食事しに戻ってきてたんですが、 亡くなってから数日後だといいます。
朝の6時頃、玄関のほうで「ガラガラ」と戸が開く音がしたんですね。
こんな時間に誰かが来るはずがないので、 おかしく思って玄関に行っても誰もいない。
で、不思議に思っていると、廊下でぎしぎしと足音がするんです。
そこでわかったんです。
「あ、○(伯父の名前)が帰ってきたな」って。
で、これは何日も続き、 同じ体験を俺の母や母方の家族は全員体験しているんですよ。

で、しばらく経ってから、ある霊感の強い人を呼んだんですね。
別に、伯父の霊を追い払おうってわけじゃなくて、 伯父の自殺は前々から家に悪い霊がいるからではないか?と思ったからです。
ちなみにその人は、従兄妹の母(俺の伯母)の学校の先輩で、 冗談抜きに霊感が強い人なんです。
その霊感の強さの証明として、実はその人、伯父が亡くなった直後に、 スーパーで叔母と俺の従姉を見ているんですが、その時
「あ、旦那さん亡くなったな」
とわかったんだそうです。

まず、その人と伯父が首を吊った場所に行ったんですが、するとその人は
「ここに昔、お稲荷さんあったでしょ?」
と言うんです。
実際にそこには昔、お稲荷さんがあって、移動するときお祓いをしたんですけど、 その人によると、完璧に浄化されていないらしいんですね。
で、伯父はそのお稲荷さんに引き寄せられてそこで首吊りしたらしいです 別にお稲荷さんのせいで自殺したというわけではなく、 自殺しようと思ったから引き寄せられたらしいです。
もちろん、そのあと除霊しましたよ。

それで、今度は家の仏壇へと行ったんですが、 するとその人は伯父の霊と会話し始めたんです。
その人によると、伯父は
「なぜ、自殺したか自分でもわからない」
と言っていたそうです。
(事実、遺書もなく、俺達は突発的な鬱(うつ)にでもなったんだろう、 と思っていました)。
「なぜ、この家に出てくるのか?」
と聞くと、やはりまだこの世に未練があるからだと言うのです。
さらにその人が伯父と話を続けていると
「この掛け軸に宿りたいって言ってますね」
と言うのです。
仏壇のとなりには床の間があるんですが、 その掛け軸に描かれている龍に宿る、って言っているらしいんです。
理由は、娘(つまり俺の従姉)が嫁に行くまでは 見守ってあげたいというものでした。
しかし、その人は伯父の霊に対して、
「もうあなたはこの世のひとじゃないから、それはダメですよ」
と諭し、最終的には伯父も納得したらしいです。

そして、それから少しして、
「今、友達と会って笑いながら話してますよ」
と言ったらしいです。
「友達って、どんな人ですか?」
と訊ねると、その人はその友達の特徴を教えてくれたそうです。
すると、その友達とは、伯父が自殺する4ヶ月前に 同じく首吊り自殺した人だったんですね。
その友達は伯父と仲のよい人だったらしいです。
「どこで話しているんですか?」
と聞くと、すぐ近くの公民館だって言うんです。
実はちょうどその時、公民館で消防団の宴会があったんです (伯父とその友達は消防団員でした)。

その後、その家ではもう伯父の霊が出ることはありません。
最後に思ったのは、『やっぱり霊になっても伯父は伯父なんだなあ』 ということです。
優しい人(霊か?)に変わりはありませんでした。
実は今まで俺は、霊というものに半信半疑だったんですが、 ハッキリ言います。
『霊はこの世に存在します!』
これは絶対です。