後輩のHは、体育会系の部に所属していたため 卒業しても先輩・後輩の関係は絶対で、 その日も夜中の12時すぎに先輩から電話がかかってきて 仙台から山形までその先輩を送らされたそうです。 以下の話は、山形からの帰りに起きた出来事です。
午前2時ごろ、彼は国道286号線を仙台に向ってひた走っていました。
釜房湖近くのみちのく湖畔公園のあたりに差しかかったとき
彼は、国道の脇に蛍光色のジャンバーを着た人をみつけました。
最初は「こんな時間に、こんな場所におかしいなぁ。」
(御存知の方もいると思いますが民家もなにもない場所です)
ぐらいにしか思いませんでしたが、
バックミラーを見ると、いつまでたっても
車の後方30メートルぐらいのところにその人はいるのです。
こっちは、車ですから時速60キロは出ているはずなのに、
その人は、ピッタリとついてくるのです。
恐くなった彼は、仙台の街中に戻ってくるまで 一度もバックミラーを見ずに帰ってきたそうです。
結局、その人らしきものがいったい何なのかは分かりませんが とりあえず、彼は恐い思いをしたようです。