今から10年ぐらい前の朝、弟を起こしに弟の部屋に入った時の事です。
いつもの様に寝起きの悪い弟に声をかけ、
布団から這い出るのを見届けるまで待っていると、
なんと、弟の体に無数の引っかき傷があるのです。
ほぼ全身にミミズ腫れがありました。
「あんた何したの!?」
と、私が言うと弟は
「別に何もしてないよ!」
と自分の体の状況に寝ぼけてきずいていない様子、
「体中ミミズ腫れだよ」
と言うと弟は自分の体を見てびっくりし納得した様子でした。
「サリーちゃんの家に言ったからだ!」
と弟が変なことを言うのです。
仕事があるので帰ったらじっくり話を聞こうと朝食をすませ出かけました。
仕事から帰って、夕食をすませ妹たちと弟の部屋へ行き
体の傷を確認すると、変なのです。
朝よりは少し薄くなりましたが皮膚の損傷はないのです。
こんな見事なミミズ腫れなのに明らかに人にひっかかれた様な
感じで付いているのに、爪で皮膚をこそげた痕(皮膚の裂傷)がないのです。
「サリーちゃんの家ってどこに言ったの?」
と聞くと国道48号線から大倉ダムの方に入っていった所に
ある旅館跡だと言います。
友達と4〜5人で夏の夜長の肝試しに行ったみたいです。
結構有名な心霊スポットでこのサイトでも紹介しています。
(スポット#43「愛子 幽霊旅館」
弟たちの他に何人か来ていたようですが、
あまりの荒れ様と風貌に中を探検する者は弟達だけ、
時間帯も丑三つ時、中は崩れた壁やガラスの破片が散乱していて歩くたびに、
パリンッパリンッと踏みつけた破片の音が無気味に聞こえたそうです。
お風呂場はいまだ温泉がそそぎ込み今にも何かが出そうで不気味だったそうです。
弟の仲間のひとりが何かが近ずく気配を感じ
「やばい逃げろ!」
と言い、一目散に逃げ帰って来たそうです。
車を運転していた子は、弟達と別れた後事故にあい、
弟と別れてバイクで帰った子も事故にあい、
まだ事故に遭っていない他の子も体にミミズ腫れが出たそうです。
それから数日後、みんな事故にあい、
うちの弟はバイクで友達Aの家から帰る途中、脇道から出てきた車に
接触され転倒右足を骨折しました。
ちなみにこのA君も肝試しの時のメンバーで一人暮しで
怖いから弟が遊びがてら泊まりに行った帰りでした。
それから数年後、サリーちゃんの家の前に釜房ダムの方の六角堂にも
立ち寄っていた事がわかり霊障があっても当然と思いました。
いたずらに心霊スポットのはしごはしちゃいけません!!