その場所を知り友人といったのは去年の秋ごろでした。
そこについたのは、午前2時半ごろで小雨が降っていました。
夜きますとみるからに、なにかでそうだったのですが友人と二人で
そのトンネル付近をカメラで撮影しようということで、
おとずれたのがきっかけでした。
しかし怖じ気づいたのか、友人は車を降りようとしなかったので、
仕方なく私一人で撮影を続行しました。
別に変わったこともなく、車に戻ると友人の顔が青ざめていました。
「何かあったの?」
のと聞くと、
「おまえなんともなかったか?」
と聞かれました。
「いや別に。」
と答えると
「おまえがカメラで撮影しているとき、一瞬見えたんだよ。」
といわれました。
「えっ、何が?」
とたずねると、
「おまえの両足を地面からがっちりと捕まえている。白い手が4本ほど。」
といわれ、よく冗談をいう友人だったのですが、
その時は今まで見たこともないくらい真剣な顔付きでいわれたので、
冗談とは絶対思えなく、あわててそこを立ち去りました。
その後、僕と友人は何事もなくすごしていますが、あのときの恐怖は忘れられません。